青森県八戸市「八戸えんぶり」
凍てつく大地を摺り、春を目覚めさせる
烏帽子をかぶった踊り手が、勇壮に舞う! 八戸の冬のまつり。
太夫は烏帽子をかぶる。馬の形をかたどったもので五色の紙が後ろに下がり、たてがみを表す。南部藩が馬の産地だったことに由来する。
拝殿に向かって奉納すると、次は境内で。子供たちの祝福芸、「銭太鼓」、「だいこく舞」、「えびす舞」などが披露される。
神社の後は市内の本八戸ですべての組による一斉摺り。吹雪のように雪が舞った後に晴れ渡った。八戸は寒さは厳しいが、なかなか雪が積もらないことで知られている。